塾業界に入った1年目のお話②

query_builder 2020/12/03
塾長ののんびりblog

〜塾業界に入った1年目のお話②〜

見てくださっている方にここで塾長Tさんの性格をお伝えします。  


1.天才的発想の持ち主(彼が日本で初めての24時間カラオケ・女性専用のフィットネスジムの原点を作ったと思われる)

2.行動力・決断力・爆発力は随一(巻き込まれずぎで大変だった)

3.演説が上手く,引き込まれる。何を話しても説得力がある。  


この上記だけを見ると,塾長としての手腕はピカイチで,どんな生徒も親御さんも安心して通える塾だと思いますよね。    

がその反面,


1.大のギャンブル好き

2.時間にルーズ・計画性がない。

3.喜怒哀楽が激しい  


このマイナス部分がとても大きく,この後の災いを起こすこととなります。

では続きです。  


入社時は私たちの前向きな発言や行動に対し,しっかり意見を取り入れてくれていたのに対し,利益が出始めた2008年11月ごろを境に,塾長の機嫌が毎日悪く,私たちの全く話を聞いてくれるような状態ではなかった。  


13時に出社し,集まってはミーティングと称した説法を3時間。永遠と昔の自慢話と講師たちに怒り続ける。Mは怒られたらすぐに言い返すので,塾長も切り替えたのか,私に当たり続ける日々であった。

私も言い返したことは数度あるが,論理的に返そうがすぐに押しつぶすので,言うことをやめたらそんな感じになった。  


私が授業しているといきなり授業に入ってきて生徒の前で説教。


明日はこの授業をやると決めて確認し,準備していたのに当日の1時間前にいきなり変更。


どうしても休まなくてはいけない日があったので,休みの許可が降りたと思ったのも束の間,当日に仕事を振られてやることになる上に怒られる始末。 …。  


ここに書き切れないくらいの理不尽が起きていたが我慢しながら仕事をしていた。

生徒がいたので受験まではどうにかしなきゃいけない,卒業するまで見たいという正義感なのか愛着なのか,それを原動力に働いていた。  


そんな苦痛に耐えながら,どうにか無事に受験が終了した2009年3月になるころ,



M「受験も終わったし,あの塾長に一緒に言いたいことをガツンと言わない?」

私「そうね。」

M「あの塾長といると俺自身が仕事にならないし,何よりムカつくじゃん。生徒いたから我慢していたけど。最悪一緒に辞めれば良いじゃん。」

私「受験が終わったからね。どうなっても良いし,言いに行こうか。」    


そんな感じで2人は言いに行こうと決めて,塾長Tさんの目の前に行くことになった。    


続く

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