佐倉🌸

query_builder 2025/11/30
塾長ののんびりblog

どーーも!

最近裁判所にいって、人生初の生裁判をみてきました。
心と脳みそがめちゃくちゃ揺さぶられる1日でした。
本当は裁判所のこと書きたいのですが、さすがに塾全く関係ないので、対して書きたくない卒業生のことでも書きます。


体育祭や壁のときにちょろっと登場した
「私はいつ紹介してくれるんですか!」
という、あのやたら声がデカい卒業生の話です。

偏差値70越えしたあの日

模試で数学95点取った8月

色々悩みまくってスランプになった、あのひどく落ちた10月の夜

人に作ってもらったチャーハンに「味が薄い」と言って致死量の塩胡椒をかけてたあの一月の昼

前髪を作ってオシャレになった時

意味わからんことで泣いて、他方に迷惑をかけたあの夜

努力が実り佐倉高校合格した瞬間


などなど宣伝にもなることも黒歴史もたくさんある。
そんな真っ先に書くべき子なのですが、

なんかシンプルに褒めるのが嫌というか、
釈然としないというか、
ずっと書きたくないなーって思いながら日々を過ごしてました。

ってことで重い腰をあげて、重たい筆をとってやっと執筆してます。


なぜ、この子の話を書きたくなかったのか?
なんでここまで書きたくないのかというと、

シンプルに人としてとかじゃなく、
哺乳類として嫌いだったから

っていうのは嘘で。
(同じ人類なのかと疑う時は多々ありましたが。いい意味でも悪い意味でも。)


僕が、この子の合格に対して何もしてないから、という感覚が拭えないからです。

「俺は何もしてない、彼女が勝手にめちゃくちゃ頑張った」

これが、この子を語る上での、俺のマジの正直な気持ちです。

一番戦っていたのは全然俺じゃなくて、彼女だった。

だから、僕が「手柄ですけど?」みたいな顔して語るのは違うし、なんか書けないんだと思います。


初めての模試で偏差値70を叩き出したあの日から地獄は始まりました。

一度偏差値70を出したら、
「ずっとこの成績を取り続けなきゃいけない」
という、無茶苦茶なプレッシャー。

キープするだけでもしんどいのに、彼女はそれでも食らいつこうとしていました。

夏期講習は朝8時〜夜の22時過ぎまでいました。たまにストレスが溜まって、そのせいか「アイノカタチ」(Misia)をソプラノパートで熱唱してました。

そして、塾の帰りにしょっちゅう

『あのね、大好きだよ🎶』
(アイノカタチのサビ部分)

と歌って僕に告白してました。



体育祭ごろ、周りが遊んでいるのを横目に、自分だけは浮ついている空気と、下がりそうな偏差値と、
自分自身に闘い続けていました。
遊びたそうな時、LINEでお前の目指してるところは遊んじゃダメだ流されるなよと叱咤激励をしたこともありました。

二階に一人で来て、「友達より勉強」を選んで机に向かっていたあの姿も覚えています。
(友達より勉強、って書くとエモいけど、多分、友達と遊ぶより勉強してる方が気が楽だったんだと思う。それぐらい追い込まれてた。)


私立入試2日前なんて
「ペンが震えて持てない、できなかった…」って泣いてました。
ってか塾でよく泣いてました。

でも今思うと、あの涙って全部、
「勝手に泣いて、勝手に復活した涙」だったんです。

俺が復活させたんじゃない。
彼女は、自分で立ち上がった。
(まぁ、本当に勝手に泣いてたけど。俺は何もしてないし。)

質問もめちゃくちゃ多かったし、わかるまできく。たまに変なプライドが出て、「これは私の考えの方があってる」と譲らない変なところもあった。
9÷3=2だと謎の言い分をしてる日もあった。


どんなにきつくても、
逃げなかった。
それが全部、彼女の強さでした。


才能とかポテンシャルとかそういう話じゃなくて、
人類、こんな努力できる人滅多にいない。

もちろん先生のおかげで勉強できましたとか、先生が支えだったとかあれば嬉しいけど、
本当に自分のためだけに勉強して、最高の未来を自分の力で掴み取った。

立派な教え子です、もちろん。
胸を張って「これが俺の教え子です!」って言いたい。


ただそれは、
俺がすごいんじゃなくて、
間違いなく彼女がすごかったから。

君のことを
「僕の教え子です」
って言えること。

これは、僕の講師人生の誇りです。



「佐倉に受かったからすごい」
「偏差値が高いから特別」
そんな安っぽい話じゃなくて。

苦しい日も、泣いた日も、逃げなかった。
しんどい夜も、誰にも見せない不安を抱えながら
それでも前に進んだ。

あの姿が、どれだけ心を震わせたか。

努力って普通、誰にも見られてない時間の積み重ね。
でも君の努力は、ちゃんと人の心に届いてた。

だから合格の瞬間よりも、
その前の何百時間の方がずっと誇らしい。

勝手に泣いて、勝手に復活して、
勝手に強くなっていく姿を見るたび、
「あぁ、人ってここまで変われるんだな」って何度も思いました。


そんな彼女は僕のブログのリスナーなんですが、きっと今日をきっかけに


『もう私紹介されたからいーや』


とブログを読むのやめないことを祈っておきます。


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